チームの正式名称 | JPCERT Coordination Center |
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チームの略称 | JPCERT/CC |
所属する組織名 | 一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター |
設立年月日 | 1996-10-01 |
チームの Email アドレス | |
チームサイト | https://www.jpcert.or.jp/ |
所属組織サイト | https://www.jpcert.or.jp/ |
加盟年月 | 2007 年 08 月 |
1.概要 |
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JPCERT コーディネーションセンターは、インターネットを介して発生する侵入やサービス妨害等のコンピュータセキュリティインシデントに関する報告の受け付け、対応の支援、発生状況の 把握、手口の分析、再発防止のための対策の検討や助言などを、技術的な立場から行なっています。 |
2.設立の経緯・背景 |
JPCERT コーディネーションセンターの活動は、1992 年ころに始まった、ボランティアによるインシデントの報告対応業務まで遡ります。当時、日本国内でいくつかのネットワーク組織が活動を始めており、その運用を支援するためにネットワーク技術者たちがボランティアとして活動していたものです。また、米国ではすでに CERT / CC が活動しており、日本国内における CERT / CC のカウンターパートとなる機能が必要であるという認識もありました。 1996 年 10 月に JIPDEC (日本情報処理開発協会、現在は日本情報経済社会推進協会に改称) の一部署として定常業務を開始し、2003 年には有限責任中間法人として独立、現在は一般社団法人として活動しています。 この間、日本国内のシーサートとの連携や新たなシーサートの構築支援を行いつつ、FIRST 加盟、APCERT 設立、アフリカ諸国向けのシーサートトレーニングなど、海外の諸組織との連携強化にも努めています。 |
3.会社内における位置づけおよび活動内容 |
JPCERT / CC は、どこかの会社の組織内シーサートというわけではなく、それ自体が独立した組織です。特定の政府機関や企業からは独立した中立の非営利組織として、国内外のシーサート組織と連携しつつ、日本における情報セキュリティ対策活動の向上に取り組んでいます。 具体的な活動内容としては、 - インシデント報告対応 - インターネット定点観測システムの運用 - 脆弱性関連情報流通 - アーティファクト分析 などがあり、これらの活動に基づいて、一般への情報提供や特定事業者向けの早期警戒情報の提供などを行っています。 |