日本シーサート協議会では、国内のシーサートコミュニティが、いざというときに協力して活動できるようにしていくため、協議会全体での場だけではなく、地区毎で顔の見える活動の場の整備を地区活動委員会で推進しています。
CSIRT 課題検討 WG を主体として、今回初めて北海道において2019年5月10 日に 「シーサートワークショップ in 北海道 by CSIRT 課題検討 WG」 を開催致しました。本ワークショップでは、CSIRT を様々な側面で見ることをテーマとし、北海道地域の活動紹介も実施しました。また、インシデント分析ワークショップを実施し、盛況のうちに終わりました。また、開催にあたりまして、ほくでん情報テクノロジー株式会社様に会場をご提供いただきました。今後も、地区毎で顔の見える活動の場の整備を通して、地区でのシーサート活動の充実を図っていきます。
ワークショップの様子
参加者の声 (阿野 @ TOMARI-CSIRT)
日本最北端の地での開催にあたり、参加される方々のワークショップに対して要求するレベルおよび認識はバラバラであったと思いますが、参加者は、各講演内容とインシデント分析の議論において、CSIRT に関する様々な考え方を知ることができ、ワークショップを通して 1 つの目的に対して、同じ活動を行っているコミュニティの大切さを体験されたはずです。私は、ワークショップに参加することにより、ワークショップに参加された方々から多くの様々な刺激を受け、CSIRT に対する姿勢を改めて考えさせられる良い 1 日を過ごすことができました。今後も、北海道地域において様々な体験や情報交換ができるよう活動していきたいと思います。
参加者の声 (瀬川 @ HBA-CSIRT)
地域のオブザーバ参加の団体様は、当初は 「情報セキュリティ関連の情報収集」 が主目的の様にも感じておりましたが、実際に参加されて NCA のコミュニティ形態、活動方向に共感・賛同のコメントを頂けた事は、非常に嬉しく思います。北海道地域のコミュニティはまだまだ未熟であり、これからでは御座いますが、活気あるつながりへの助力となれる様、今後とも頑張りたいと思います。
〈地区活動委員会〉
・杉浦 芳樹 @ NTT-CERT (取りまとめ)
・小原 彩 @ MOTEX-CSIRT
・山本 健太郎 @ 運営委員
・渡辺 文恵 @ DeNA-CERT
・沼田 亜希子 @ HIRT
・橘 喜胤 @ OKI-CSIRT
・乾 奈津子 @ 運営委員
・萩原 健太 @ 運営委員
・大内 和博 @ YJ-CSIRT
・倉持 愼一郎 @ FSAS-CSIRT