日本シーサート協議会では、国内のシーサートコミュニティの醸成、コミュニティ活動の推進のため、協議会全体での場だけではなく、地区毎で顔の見える活動の場の整備を地区活動委員会で推進しています。昨今は、新型コロナウイルスの日本国内拡大による感染リスク低減のため、オンラインを主体とし各地区での活動を行っております。
そのような中、2021年5月27日に「シーサートワークショップ in 九州 ~インシデントどう対応していますか~」をオンラインで開催しました。今回はインシデント対応をメインテーマとし、九州の企業や福岡県警様に講演をお願いすると共に、オンラインでグループディスカッションを実施しました。また、ワーキンググループ(WG)紹介を脅威情報共有WG、インシデント対応訓練WGにして頂きました。 本WSでは、九州の出席者の他に、他地域からも多数の出席者にご参加頂きました。九州地区からは加盟企業やオブザーバ参加企業の他にも、会員から紹介された企業の方々にも参加頂きました。様々な地域・業種の企業にご参加頂いたことで、幅広い情報交換ができたと思います。
今後も、各地区及びオンラインで顔の見える場の整備を通して、シーサート活動の充実を図っていきます。
参加者の声(杉田 毅博 @ PFN-SIRT)
具体的な個々の事例や現場の肌感をそのまま共有いただけたのが、他ではなかなか得られない情報でたいへん勉強になりました。また、ブレイクアウトセッションでより具体的な議論ができた点が非常にありがたかったです。リモートの中でも緊張感があり、充実した時間でした。
参加者の声(山下 孝 @ ウエインズ・ビジネスサービス)
初参加で不安な部分もありましたが、他社も同じように悩み、苦しんでいることも分かった。また具体的な組織の話も聞けて今後の自社組織をどうするか?に参考となった。
参加者の声(杉田 毅博 @ PFN-SIRT)
インシデント対応は発生しないと実際にやらないため、なかなか自分一人で経験を積むことができず、他社の取り組みなどは参考になりました。
〈運 営〉
・羽伐 浩二 @ QTnet CSIRT(取りまとめ)
・渡辺 文恵 @ DeNA CERT
・倉持 愼一郎 @ FSAS-CSIRT
・杉浦 芳樹 @ NTT-CERT
・羽場 満 @ Canon-CSRIT
・永野 憲次郎 @ CHUDEN-CSIRT
・月岡 誠治 @ ZOZO CSIRT
・粕淵 卓 @ NTT-WEST CIRT
・小原 彩 @ SBT-CSIRT
・山賀 正人 @ 専門委員
・山本 健太郎 @ 事務局(JPCERT/CC)
・杉井 健太郎 @ TMC-SIRT
・鈴木 修栄 @ I-CSIRT
・三宅 康夫 @ LACERT
<協 力>
・北村 達也 @ SBT-CSIRT
・ももい やすなり @ IIJ-SECT
・原子 拓 @ LACERT