一般社団法人
日本シーサート協議会
Nippon CSIRT Association
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NCA シーサートワークショップ in北海道 「北海道７ラシック ～情報交換と訓練の回～」 開催報告
日本シーサート協議会 地区活動委員会
5月9日(金)に「NCA シーサートワークショップ in 北海道 北海道７ラシック ～情報交換と訓練の回～」を開催致しました。北海道地区では継続的にワークショップを開催し７年目を迎え、初めて参加されるメンバーが約半数を占める盛況な会となりました。
午前の部では、大学学内のセキュリティ管理の現状や課題、生成AIを活用した高品質かつセルフオペレーションなサイバー演習についての講演が行われました。
午後の部では、インシデント対応演習訓練WGから、訓練WGコンテンツである「15分演習」の紹介とグループに分かれた演習を実施し、各グループ毎に活発な意見交換が行われました。CSIRT人材WGからは、WG活動内容および「セキュリティ管理職のための教科書」の紹介がありました。次に、様々な経歴、立場にあるパネラー4名に登壇頂き「責任分界点と訓練」をテーマにパネルディスカッションにて、様々な立ち位置、役職からみた責任範囲、課題とそれらを整然とする為の意見発信が行われました。
最後に、この議論を踏まえて、参加者全員で「責任分界点と訓練」をテーマにグループディスカッションを行いました。北海道地区を中心に52名の参加者が集まり、オンサイトでの活発な意見交換、情報共有となりました。
主催：日本シーサート協議会 地区活動委員会
共催 日本シーサート協議会 シーサート人材WG、インシデント対応演習訓練WG
主催
日本シーサート協議会 地区活動委員会
日時
2025年5月9日(金) 10:20～17:30
場所
北海道札幌市北区北11条西5丁目 北海道大学情報基盤センター南館2階ハイフレックス会議室
参加者
52名（加盟組織：27名、オブザーバ：3名、招待組織：17名、講師：2名、その他：3名）
プログラム
１．開会挨拶 日本シーサート協議会 地区活動委員会委員長 渡辺 文恵
２．諸注意事項説明 HOKUDEN-CSIRT 阿野 勝
３．講演 「北海道大学における情報セキュリティガバナンスと責任分界点」
北海道大学 情報基盤センター教授（情報環境推進本部 情報セキュリティ対策室長）南 弘征
４．講演 「生成AIで「高品質かつセルフオペレーションなサイバー演習」
日本サイバーディフェンス シニアエグゼクティブアドバイザー 名和 利男
５．インシデント対応演習訓練WG紹介、訓練WGコンテンツ「15分演習」
FSI-CSIRT 櫻井 秀憲、NTT EAST-CIRT 三木 文夏
６．CSIRT人材WG「セキュリティ管理職のための教科書」の報告
SoftBankCSIRT 李 玉莉、NCA専門委員 阿部 恭一
７．オブザーバ紹介・名刺交換・休憩
８．パネルディスカッション「責任分解点および訓練」
モデレータ：HBA-CSIRT 瀬川 貴史
パネル登壇：澄川工作所 齋藤 聖悟、 NTT-CERT 林 郁也
FSI-CSIRT 櫻井 秀憲、 HU-CSIRT 近藤 賢郎
９．グループディスカッション：「責任分解点および訓練の話」
NCA専門委員/NTTセキュリティジャパン 石塚 元
10．閉会あいさつ 日本シーサート協議会運営委員会委員長 林 郁也
条件
形式：現地開催のみ
ワークショップの様子
参加者の声（アンケート抜粋）
・講演、ディスカッション含め学びが多く、改めて考えなければいけない事が沢山見つかった。
・細かい規定での定義やチームの役割、責任、属人化に課題がある事の気付きがあった。
・訓練を自分でデザインした経験が無く、自組織に合わせ作り込む生成AIの活用に興味が湧いた。
・自組織の理解が足りていない事、知識不足が理解できた。
・自組織のセキュリティ人材育成方針が不明瞭だと気付きがあった。
運営：地区活動委員
阿野 勝（HOKUDEN-CSIRT）
石塚 元（NCA専門委員）
近藤 賢郎（HU-CSIRT）
瀬川 貴史（HBA-CSIRT）
櫻井 秀憲 (FSI-CSIRT) ：インシデント対応演習訓練WG
三木 文夏（NTT EAST-CIRT）：インシデント対応演習訓練WG
百合 彩香（ASY-CSIRT）：CSIRT人材WG
李 玉莉（SoftBank CSIRT）：CSIRT人材WG
松本 純（Cy-SIRT）
杉浦 芳樹（NTT-CERT）
伊藤 宣子（NCA専門委員）
※敬称略
