一般社団法人
日本シーサート協議会
Nippon CSIRT Association

「シーサートワークショップ in 関東 〜問答無用の攻撃に備える〜」開催報告

2026年5月13日(水)、東京大学の会場をお借りして『問答無用の攻撃に備える』をテーマに、シーサートワークショップin関東を開催いたしました。

講演では、証券口座乗っ取り事案を通じた攻撃者の手口や収益構造の分析、大学におけるCSIRT運用の実例、実践的なインシデント対応訓練の取り組み、ならびにAIを活用したCSIRT業務の効率化など、多様な観点から具体的な知見が共有されました。攻撃者視点の理解や訓練による対応力強化、AIと人の役割分担といった重要な示唆が得られる内容となりました。 また、講演内容を踏まえ、各組織における取り組みや課題、実務上の工夫について活発な意見交換が行われ、参加者同士の知見共有が深まるなど大変有意義な機会となりました。 当日は突然の大雨にも見舞われましたが、そのような中でも参加者同士の情報交換とネットワーキングが一層深められる場となりました。ご登壇・ご参加くださった皆様、ならびに会場をご提供いただいた東京大学の皆様に、心より御礼申し上げます。

主催
日本シーサート協議会 地区活動委員
日時
2026年5月13日(水) 14:00~18:15
場所
東京大学 山上会館(東京大学本郷キャンパス構内)
参加者
96名(加盟組織:85名、オブザーバー:4名、その他:7名)
プログラム

1) オープニング・関東地区の活動紹介(YKK-CSIRT 羽場 満 氏、IL-CSIRT 伊藤 圭亮 氏)
2) 講演 証券口座乗っ取り事案から学ぶ敵を知る重要さ(DeNA CERT 松本 隆 氏)
3) 講演 東京大学における情報セキュリティ活動について(東京大学/UTokyo-CERT 中山 雅哉 准教授)
4) 講演 Gemini訓練の作り方(陸上自衛隊 I 氏(個人活動)
5) 講演 CSIRTを効率化するためのAI活用(東洋大学情報連携学部/NCA専門委員 満永 拓邦 教授)
6) グループディスカッション
7) 地区活動委員会からの告知 (IL-CSIRT 伊藤 圭亮 氏、Future-csirt 島ノ江 励 氏)
8) 閉会挨拶 (YKK-CSIRT 羽場 満 氏)
9) クロージング・写真撮影

参加者の声(アンケート抜粋)
・脆弱性、資産管理はAIの力を借りてしっかり進めていかねばと思いました
・訓練でのAIの活用は早速自社に持ち帰りたいと思います
・課題に合格しないとシステムが使えないといった踏み込んだ対策は必要だと感じました
・自社でAI活動や喫緊の問題を課題として取り組もうとしていますが、他社も同じ課題を抱えているとわかりました
・対AIを考えると、脆弱性対応のスピード感について足りていないと感じました
・Agentic AIに関する備えやパッチ適用の体制など備えないといけないなど改めて認識しました

ワークショップの様子

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<運営>地区活動委員会
伊藤 圭亮 (IL-CSIRT) 取りまとめ
羽場 満 (YKK-CSIRT)
橘 喜胤 (RFT-CSIRT)
伊藤 宣子 (専門委員)
林 郁也 (NTT-CERT)
塚越 さくら (NTT Com-SIRT)

<協力>
会場提供:東京大学
力徳 裕子(UTokyo-CERT)
※敬称略
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