1.概要 |
島津製作所は「科学技術で社会に貢献する」という社是の下、分析計測機器、医用機器、産業機器、航空機器の提供により、医薬・医療・環境・エネルギー・半導体・素材など、幅広い産業の発展に貢献し、より豊かな社会の構築を目指します。 Shimadzu-CSIRTは、当社グループ内のインシデント対応チームとして、サイバーセキュリティの対応力を高め、セキュリティリスク低減を目的として活動しています。 |
2.設立の経緯・背景 |
島津製作所では、2003年から情報セキュリティ委員会の体制を整備し、情報セキュリティ対策・対応を実施してきました。近年のセキュリティ脅威の複雑化・高度化を受け、平時からインシデントに備え、発生時には迅速に対応して被害を最小限に抑えるために、Shimadzu-CSIRTを設立しました。 |
3.会社内における位置づけおよび活動内容 |
情報セキュリティ委員会とは別チームとしてShimadzu‐CSIRTを組織しています。組織はIT部門、法務部門、広報部門、リスク管理部門から選出されたメンバーで構成され、今後拡大していく予定です。平時は訓練の実施、手順書の整備と検証、脅威動向の調査、資産・脆弱性管理を行います。有事の際はインシデント対応方針の検討、被害最小化、被害範囲・原因の調査を行うと共に、経営層、事業部門、グループ会社、社外関係先との情報連携を担う窓口として機能します。 |